「イキ過ぎ」とは一体なんなのでしょうか。
通常の人間であれば、絶頂を迎える際まず「イキスギィ!」などという言葉が出てくるはずはありません。
この疑問に関しては、一見ヤジュセンは普通の人間ではなく、頭がおかしかったということで単純に解決できそうですが、その可能性は100%ではありません。
野獣先輩はその素人とは思えない迫真の演技、鍛えられた肉体、掴めない正体、豊かなアドリブ力、でかい枕など、明らかに常人を超えた能力と謎を持っており、普通じゃない存在であるのは明白であるように思います。
しかし野獣が親しい存在となり、近い目線で見られるようになった今、ある疑問が生まれました。
次々に発掘されるインタビューのピースをつなぎ合わせていくと、野獣は意外と普通の学生といった印象を受けます。
極端にアドリブが上手いだけの普通の人間という可能性が浮上してきたのです。
だとしたら常軌を逸したイキスギという絶叫にも何か正当な理由が存在するはずです。今日はそれについて考察したいと思います。
1.カンペ読み間違え
これについては以前から考察されていますが、あまりにうるさく喘ぐ野獣に対し、監督が出した「イキ過ぎ」というカンペを野獣がセリフ指導と勘違いして叫んだ説です。
野獣先輩のセリフは、他にも台本セリフと思われる部分での不可解な言い回しが多く(まずうちさぁ、等)俳優ではないので「カンペを見て演技をする」ということが不慣れであることも十分考えられます。またイキそうなので判断力も低くなっていると考えられ、間違うというのも納得できます。
2.二回目の射精だから
野獣はイキ過ぎるシーン以前にも一回射精しています。
「イキスギィ!」の後に普通に「イクイク…」と続けていることからも、
「(さっきイッたのにもう一回はさすがに)イキスギィ!イクイク…」といった意味合いだったのではないでしょうか。
快感のレベルではなく、イッた回数という観点から見れば「イキ過ぎている」という絶叫も腑に落ちるかもしれません。
3.遠野の本名が「いきすぎ」
遠野の名字または名前が「いきすぎ」であり、つい本名を叫んでしまったという説です。
遠野の本名については「まずうち説」「のどか説」などがあります。しかし、上記のように、この時の野獣はイキそうなので判断力が鈍っていることが考えられ、つい本名を叫んでしまう可能性も「まずうち」や「のどか」のシチュエーションよりも高いのではないでしょうか。
4.ドライオーガズムだった
通常の射精では快感は一瞬であり、イキ過ぎることはありえません。しかしドライオーガズムでは、無限にイキ続けることが可能だといいます。これであれば「イキ過ぎる」のも納得がいきます。
しかしドライオーガズムは相当な訓練を必要とします。その割には淫夢の2年前、1999年発売のザ・フェチ時点で浣腸すら初めてと言っていたり、同年発売の空手部ではセックスしまくっていたり時系列に不明瞭な点がみられます。なのでこの説には疑問点もあります。
5.女の子だった
近年では、沢山の研究者により野獣先輩の正体について研究がなされていますが、「野獣先輩女の子説」は特に信ぴょう性が高い説のひとつとされています。野獣が女の子だという可能性は決して無視できる数値ではありません。
ヤジュセンの謎は数多くあり、研究者たちの尽力も虚しくそのほとんどは未だ解明に至っていません。