ゴンテテ日記77


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アパートを引き払って以来二週間ぶりくらいに札幌に来ました。相変わらず時計台はショボいです。

こちらの人間でなくなった瞬間、歩き慣れた道も何か旅行に来たみたいでよそよそしい感じがします。

大学の卒業式のために来たのですが、僕はそれを無視してひなビタとここなつのアルバムを買うためにゲーマーズ札幌店へと走りました。無事買えたのですが、その際3000円ごとに一回引けるクジみたいなのを引くことになりました。大喜びしながらガラガラを回したのですがハズレで何も当たらず悲しくなりました。

 

ついでに4年間住んでいたアパ〜トへ向かいました。もう鍵も返したし入れないのですが、隣の自転車小屋に様々なゴミを不法投棄し続けていたので少し片付けました。ついでに忘れ物もあったので回収しました。

前住んでいた部屋はまだ誰も入ってないようでしたが、外から空っぽの部屋を見たら悲しくなりました。これからまた別の人が住み、違う家具を置いて生活していくのだろうと思うと寂しくなります。僕が4年間もの間、散々射精した部屋に住む人も可哀想ですね。

 

しかし今思うとそれはぼくも同じことです。僕だって4年間、どこの馬の骨かもわからない人間が射精し続けた部屋で生活していたかもしれないのです。

そう考えると、賃貸に住むということは大規模な「射精合戦」なのかもしれません。

皆、射精しつつされつつでうまく生きているのです。