みなさんお元気ですか?
最近はずっとどうしたらうんこになれるのか考えていました。
うんこは臭いし汚いし誰も近づきたくない嫌われ者です。
しかし、同時に世界中の人々を笑顔にする存在でもあります。
「うんこ」その一言で我々は笑顔になります。うんこは不浄な存在でありながら、確実に世界を明るくもしているのです。
その二律背反さ、油と水のように混ざり合うことのないはずの要素を兼ね備えているうんこに僕もなりたいと考えたのです。
うんこになるのは簡単です。
人気のないところで死ねば動物や微生物のうんこになれるでしょう。
しかしうんこのような存在には到底なれるものではありません。
うんこの歴史は生物の誕生と共にあります。
うんこの評価は何億年も我々と密接に関わってきたことにより生まれた、努力の結晶のようなものなのです。
一代限りの人間がうんこに追いつくことは到底不可能でしょう。
自分の臭くて汚いところを正直に受け止め、磨いていく―そうすることで、うんこのような存在に少しでも近づけるのではないかと思っています。
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また、今日は久々に羽を伸ばす時間があり少し出かけてきたのでついでに書こうと思います。
わりと近場の山の中に展望タワーがあるということを最近知ったので、足を運んでみることにしました。
山に向かい、亜音速でひたすらカローラを走らせます。何もなくて発狂しそうになります。
そのタワーは一本山展望タワーといいます。
ありえん山の中な上標識がポツンとしかないので秘境感が物凄いです。
当たり前のようにある熊出没注意の看板が恐怖を煽ってきます。
途中まで舗装だったのですが途中から数キロメートルのダートを走ることになりました。
本当はバイクで来ようと思っていたのですが、リッターバイクでこんな道を走っていたら確実に途方に暮れていたでしょうから車で来たのは英断だったといえます。
砂利道を進んでいると急に開けた所に出ました。どうやらここがゴールのようです。
先客がいました。
長い階段を登り息を切らしていると無骨な鉄塔が見えてきました。
さっきの開けたところは一応駐車場だったようです。
山の中に巨大な人工物が建っているさまはどこか非日常感があってそそられます。
塔の上まで行くと360°十勝平野を一望できます。眺めが良すぎてここから見えないところが逆になさそうです。
無料の望遠鏡も設置されているのですが、楽しすぎて30分くらい経ってました。いい景色と望遠鏡のコンボは非常に危険です。
死ぬまでに眺めのいい場所に住んで一日中望遠鏡を見ながら過ごしたいです。