ゴンテテ日記108

みなさんお元気ですか?

 

世間はクリスマス一色ですね。僕は寝て過ごす予定です。

 

さて、クリスマスといえば「サンタクロース」です。子供にプレゼントをくれる摩訶不思議な存在ですね。ぼくも例に漏れず、サンタクロースの実在を心から信じ切っていた子供のひとりです。

しかしながらその正体は「親」なのですが…みなさんはその真実にいつ頃気がついたでしょうか?

 

ぼくがその真実に気がついたのは小学4年生くらいでした。

特にきっかけとかはなかったんですが、急にサンタクロースという存在の矛盾点に気がついてしまったわけです。魔法が解けたように、その正体は脳内で自然に導き出されました。

と言っても、家庭によってきっかけは様々だと思います。僕の周りでは「自然に気づいたよ派」だけでなく、親のミスなどによって「気付かされてしまった」人もいました。

・突如、親から打ち明けられた

・手紙がついていたが、明らかに親の筆跡だった

・プレゼントにトイザらスのシールが貼ってあり不審に思った

などのケースがありました。

 

サンタがいないという真実を知ることは誰しもショックだと思います。僕も何となく世界から裏切られたような気持ちになったことを覚えています。

「サンタさん」と言う存在。それは夢があって、どこか不思議で、世の中にはどこかにやっぱり魔法があるんだと信じさせてくれるものです。

その真実をいかにして知るかは人それぞれですが―サンタがいない事を知る事は、一つ人生の階段を登ることでもあると思うのです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そんな夢を見ていた僕もすっかり大人になって、クリスマスにサンタクロースは来なくなりました。あるのはキラキラした魔法でも夢でもなく、普通に仕事がある平日にすぎません。

 

しかし―こんな鬱屈した世の中でも絶対にサンタの秘密は守られています。

2017も終わろうとしている今…この世界では、ぼくがサンタを信じていた頃よりも遥かに膨大な情報で溢れています。

テレビでも、ネットでも、ゲームでもサンタの秘密は守られています。何気にすごいことですよね。

 

日曜日はクリスマスイブです。あの時の僕のような子供達がサンタクロースにプレゼントを貰うのでしょうか。