「さよならアストロノーツ」というボーカロイドオリジナル楽曲があるのですが、今から10年前、この曲が投稿された2008年はニコニコ動画の黎明期でした。
ぼくがニコニコ動画というものを知り、キモオタクへの分岐点に立ったのもその頃であったと思います。
高校生になるとだんだんボカロ楽曲からも離れてしまっていたのですが、今日ふとこの曲が好きだったことを思い出し聴いていました。
10年越しで知ったのはこの曲の制作背景です。
ニコニコ動画のユーザー層は10代の方が多いそうなので、大人の歌を作ってみました。そういう方達が今から10年経って社会を担うようになった時に、この曲とオレの事を思い出してもらおう!というね。これを「小林オニキス10ヵ年計画」と呼びます。
まさしく僕はこの「小林オニキス10ヵ年計画」にまんまとはめられていたわけですね。
中学生のオタクが曲を聴き、10年後思い出して反芻する、という壮大なスケールの創作物に触れることができて感激しているところです。