こんにちは
最近グーグルマップを見て地元の知らなかった部分などを探すのが好きなのですが、そこで興味深いものを見つけました
畑ばかりのクソ田舎だと思っていたのですが、なんとところどころに「遺跡」があるらしいのです
普段そのようなものを気にしたことはなかったため、実際に見に行ってみることにしました
今回行ったのは北海道が誇る超巨大近未来都市・帯広市市街地から10kmほど離れた場所にある大正3遺跡という遺跡です
時代でいうと縄文時代の遺跡らしい
前回の究極散歩で訪れた帯広空港に行く際必ず通る道の脇にあります
結構通ったことのある道なのですが全然知りませんでした
ここは写真でいうとすぐ右側に高速道路が通っているのですが、その工事の際に発見された遺跡らしいです
見てわかると思うんですが、この辺は遺跡というよりはマジでただの畑です
遺跡感は全くのゼロですが、大昔はここに人の暮らしがあったと考えると逆に心動かされるものがありますね
これは市で設置されていたパネルです
具体的に何が出土したのかというと、パネルの通り14000年前の土器が発掘されました
その他にも石器や土器などが数千点以上も出土したらしいです
しかもこれらは縄文時代草創期とよばれる、旧石器時代から縄文時代への移り変わりの時期のものであり、当時北海道では未発見のもの
まさに北海道の歴史を書きかえる大発見だったみたいです
全然知らんかったけど
そんな北海道最古の土器文化を残す遺物が地元で発見されていたとは驚きです
最近の研究では、土器についていた焦げカスから海産物の成分が発見され、サケ・マス等の煮炊きに使用していたことがわかったようです
すぐ横に川が流れているので、ここで漁をしていたのでしょうか
はたまた1万年前はもっとでかい川が流れていたのでしょうか
今は一面農地しか広がっていませんが、ここにかつて古代人の集落があり魚を煮炊きしていたことを考えると面白いですね
ほんのネタ作りくらいの気持ちだったのですが結構面白かったのでまたどっか行きたいです
発掘された土器とかも街の博物館にあるっぽいので見に行きたい