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ゴンテテ日記97

今日は、インスタ映えするうんこの出し方について考察します。

 

女子高生を中心に、あらゆるシーンで「インスタ映え」が重要視される時代。オシャレなカフェや素敵なスポットに足を運ぶのもよいですが、どうしても貴重な時間と手間を惜しまざるを得ないもの。

 

ここはあえて自分の身の回りに目を向けてみましょう。自らに近しく、それでいてフォトジェニックな存在とは何か?

それはうんこです。

インスタ映えするうんこが出せれば、あらゆるインスタグラマーに差をつけられることは間違いありません。

 

やはり、最も視覚に訴えられる要素は色でしょう。カラフルなうんこは出せないのでしょうか。

 

答えはNOです。

 

カタツムリは、食べたものの色をしたうんこを出すことが知られています。

しかし人間はそうはいきません。

人間のうんこの色は、胆嚢から出される胆汁という消化液の色です。あの汚い色は消化管がしっかりと機能している証拠なのです。

赤、白、黒など、カラフルなうんこ――それはすなわち肉体の問題、それも多くの場合重篤な異状を意味します。

カラフルなうんこを出すには命をかけなければいけないので現実的ではありません。

 

形も、視覚に大きく訴える要素の一つです。

うんこは、毎日様々な形に姿を変えます。まさに青空に浮かぶ雲のように、二度と同じ形のものは出てこないのです。

 

うんこには物語があります。

うんこの化石が、考古学上で当時の食生活や環境を知る重要なファクターとなっていることからわかるように、うんこの背景を覗いてみるとそこには大きな世界が広がっているのです。

色という要素に頼らなくても、うんこからは数々の物語を感じることができます。

奇をてらう必要などなく、等身大のうんこそのものが最もフォトジェニックな存在であると考えます。

 

最後になりますが、うんこの話は置いておいて、現代ではインスタントに写真に映える要素ばかりを追求しすぎているように思います。

表面の見てくれだけではなく、その裏に広がる、そのものが持つ本質――すなわち等身大の姿こそが、最も美しいものであると私は考えています。