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ゴンテテ日記100
それは
6年前の出来事。。。。。。。
もうバイクの免許を取って×年になりますが、当初からずっと乗りたかったバイクがあります。
かつてホンダから出ていたゼルビスというバイクです。
このあまりに古くせ~デザインがたまらねえ
詳しい動機などは上の過去記事に書いてありますが、ざっくりいうと僕が好きな風雨来記というゲームに出てたからです。
北海道を舞台にしたアドベンチャーゲームで、ルポライターの主人公が雑誌の企画で一ヶ月間の北海道野宿ツーリング記を書くことになり、最終的にそれでコンクールへの入賞をめざすという内容のゲームです(旅先で出会うヒロインとの恋愛要素もあります)
企画者の方が当時北海道ツーリング歴10年のガチライダーらしく、道民の僕にとっても北海道を旅するということに対して大変感銘を受けた作品でした。
きっかけはオタク過ぎますが、知ってからというもの旅をすることに特化した質実剛健さに惹かれていきました。
↑エロあるよ
ホンダが誇る頑丈なVTエンジンと高い巡航性能、大量の荷掛けフック等のユーティリティを備えていた生粋の旅バイクです。
しかし、このバイクが出た当時(1991年)はとにかく速いレーサーレプリカやゼファー等のジャパニーズネイキッドが流行ってた時代だったので、こういうバイクは全然人気が出なかったらしいです。
悲しい
しかし、そんなに乗りたかったのになぜ今まで乗らなかったのか
しかもブログで来年探すとか言ってたくせに、なぜ6年も経っているのか
多分ひとつめの理由は大型の免許を取ったばかりで浮かれていたからです。
ふたつめは、翌年無職になったため完全に乗り換えるタイミングを逃したからです
あと、心のどこかで僕より年上のバイクを買うのはマジでバカだと思っていたからです
過去記事でも触れていますが、古いバイクに乗るのは大変であろうことはわかっていたため半ば諦めていました
しかもこのゼルビスはありえないくらい不人気車種のため、アフターパーツがほぼ存在せず基本他車流用などに頼ることとなります
はっきりいって苦行
そんなこんなで今に至るのですが、先日突然天啓が降りてきました
ゼルビス乗りたくねと
今ならゼルビスを乗りこなせる
なぜかそんな気がしました
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そんなわけで僕が乗っていたハンターカブを生贄にボロいゼルビスを購入しました
ハンターカブは非常に楽しく良いバイクでした
しかし、キャンプやアウトドア遊びが本領のバイクなのに僕が引きこもりすぎるあまり2年間一切そういう遊びをしなかったため、ふと悲しくなり降りることとなりました
僕が好きなのはバイクを使って遊ぶことではなく、バイクに乗ることなのだと改めて思った 今日このごろ
年式の割には結構綺麗な個体な気がします
しかし、30年も経っていれば経年劣化はありますね
走行距離の割にはかなり走ってる形跡があるので一応メーター交換歴ありになってるとのことです
頑丈なエンジンですし、全然走ってない放置車両よりは大切に乗られてた過走行車の方が幾分かマシかと思うので、異常が起きたら考えます
カウルの転倒傷もなく、綺麗に乗っていた前オーナーの方には感謝です
フロント周りは全部オーバーホールされてピカピカになっているっぽいのでかなり嬉しい
懸念している点はオイル下がりの症状が若干出たり出なかったりしてるらしいところです
オイル下がりというのは、エンジンの燃焼室に空気を送り込むバルブ部分のシール材が劣化し、燃焼室内部にオイルが侵入してしまう症状です
今は全然大丈夫ですが、もしかすると遠くない将来エンジンを開けることになるかもしれません
ある程度お金はかける覚悟ですが、お金よりも部品が出るかのほうが心配ですので今のうちに調べておこうと思います
とりあえず納車されたら僕ができる範囲でゼルビスを色々直そうと思いますので、興味がない人がほとんどだと思いますが今度その過程を記します
ざっと調べただけでも純正パーツが欠品しまくってて泣きそうです
知恵と勇気で乗り切る男
~次回、ゼルビスのスーパーリフレッシュ編~
ちなみに風雨来記は何故か4まで出ています
僕もまだやってないのでやろうと思います