ゴンテテ日記70

もううんこ雑学についての話題が尽きたので普通の日記に戻ろうと思います。

 

今回も昔話をしようと思います。

20を過ぎてから毎日が淡白すぎて、昔話くらいしか書くことがありません。

みなさんはアラザンという物をご存知でしょうか。

お菓子のデコレーションに使われる、銀色の砂糖菓子の球体です。
f:id:gontete:20170305124056j:image(アラザン)

チョコスプレー等とセットでよく売られており、お菓子作りが好きな人にとっては馴染み深い存在かもしれません。

 

ぼくは子供の頃これが大嫌いでした。

おばあちゃんが毎日バリバリ食ってた「仁丹」とこのアラザンを同じものだと思っていたからです。
f:id:gontete:20170305125826j:image(仁丹)

仁丹は歴史ある口中清涼剤です。

いわば日本のメントスです。

ばあちゃんは毎日ボリボリ食ってましたが、ある日一粒頂いたところ、口にタンスの中の臭いを煮詰めて凝縮したような味が広がり、ゲロを吐きそうになりました。

それからというもの、小学三年生くらいまでアラザンでデコレーションされたお菓子を見る度、何故お菓子にに仁丹をかけているのかわからず、日本国民は全員頭がおかしいのではないかと思っていました。

おかしいのは僕の頭だったのです。

 

そんな仁丹をボリボリ食っていたおばあちゃんも、もう年なので元気がなくなってきました。

仁丹とアラザンは関係ないのにアラザンを見る度におばあちゃんとの思い出がよみがえってきます。

 

ゴンテテ日記69

今日は一旦うんこから離れて「なぜちんぽはイカ臭いのか」についてお話したいと思います。

 

僕は干物や燻製などのおつまみが好きで、おやつとしてよく食べます。しかし、スルメなんかを食べるとああちんぽだな~といった感想が脳裏に浮かんでしまいます。

別に食べるにあたって障害ではないですが、なぜ人間とイカ、陸生生物と海生生物、哺乳類と軟体動物というかけ離れた生物との間で同じ臭いがするのでしょうか。

 

人間も、遠い祖先は海生生物です。

ちんぽのイカ臭さはその名残とでもいうのでしょうか。

しかしながら、実際そんなことはありません。

 

同じ臭いがするということは、ちんぽとイカとで同じニオイ成分が発生しているということです。

そのニオイ成分とは他でもない「アンモニア」です。

イカは、水の中で浮力を得るため、体内に塩化アンモニウム保有しています。

「イカ臭さ」の正体は、この塩化アンモニウムが生み出しています。

つまりちんぽがイカ臭いのは、言うなれば残尿臭なのです。

また、精子も空気に触れ、時間が経つことで、魚などが腐敗したときに発せられるアミン類が発生します。

これによる生臭さも、イカ臭さのエッセンスかもしれません。

 

長々と書いてきましたが、上記の理由からわかるように、清潔なちんぽはイカ臭くありません。イカ臭いちんぽは汚いのです。

ちゃんと綺麗にしましょう。

真性包茎の方は諦めてください。

ゴンテテ日記68

今日は「人類史におけるうんこの利用」についてお話ししたいと思います。

 人間にとってうんこは、太古から忌み嫌われている不浄な存在の代表格です。科学的にみても、うんこは大量の病原体や毒素を含んでおり、危険な感染源ともいえます。

 

うんこの汚い側面を利用したものとして代表的なのが、兵器としての軍事利用でしょう。

うんこはその悪臭、そして不衛生さから、古より兵器としても使われてきた歴史があります。短期決戦には効果が薄いものの、包囲戦や長期戦においては、供給が簡単な上、非常に強力かつ合理的な兵器といえるでしょう。

 

しかしうんこは人を傷つけてきただけではありません。うんこは昔から、私達の生活に密着してきました。

 

代表的なのが、肥料としての利用です。家畜および家禽の糞は、作物の栄養源である窒素やリンを多く含み、世界中で肥料として用いられてきました。

特に、日本は世界でも例が少ない、人糞を作物の肥料として利用してきた歴史のある国です。

日本をはじめとした東アジア地域では、各地にその伝統がありますが、世界的に見て人糞を肥料とする文化は特異なものです。

そして、その文化のおこりは鎌倉時代の日本といわれています。日本はうんこだったのです。

うんこを畑にまくのは汚く感じますが、この文化によりうんこは管理され、日本の都市は世界的にみて清潔なものとなりました。

うんこに価値が生まれたことでうんこは高値で取引され、人々はうんこを奪い合っていました。今考えると頭がおかしいですね。

 

また、うんこは燃料としても利用されています。

温暖湿潤な日本では馴染みがない文化ですが、砂漠が広がる乾燥地ではうんこは貴重な燃料です。

牛などのうんこは植物の繊維質を多く含むため、乾燥させ燃料にします。また、虫よけを兼ねた家の壁材としても利用され、乾燥地帯での生活を支えています。

また、先進国においても、うんこが発生させるメタンガスが発電燃料として注目されています。世界中でうんこで発電する「糞発電」が利用されており、牧場の電力を自給自足するなどして有効利用されています。

化石燃料の枯渇や原子力発電の安全性が疑問視される中、世界のスタンダードが「糞発電」になる日もそう遠くないのではないでしょうか。

 

このように、人間とうんこは切っても切れない関係であり、わたしたち人間は、太古からうんこと共に歩んできたのです。

うんこを敬いましょう。

 

敬うわけないだろ

 

ゴンテテ日記67

今日は朝から健康診断に行きました。

 

特に問題はなかったのですが、尿検査がキットを貰って自分の家で取るタイプではなく病院で採尿するパターンのため、おしっこは出るけど漏らしそうでもない状態という難しいところを維持したまま病院に行かなくてはならず、とても大変でした。

コントロールに失敗し、病院に行く30分前に漏らしそうになってしまい、出してしまいました。しかしそこからお〜いお茶を飲みまくることで何とか事なきを得ました。みなさんも尿コントロールには気をつけてください。

 

また、病院で採尿コップをぶつけてしまい、自分の尿を浴びてしまうハプニングがありました。みなさんも尿検査の際はクリーニングに出さなくてもいい上着で臨むと良いと思います。

ゴンテテ日記66

今日は「なぜうんこは茶色いのか」についてお話したいと思います。

 

うんこのイメージを落としている要素として、悪臭はもちろん、その綺麗ではない色も大きな要因だと考えています。 

うんこがピンクや黄色など、カラフルな色だったらもっと親しみも持てたものなのでしょうが、なぜ茶色いのでしょうか。

 

その原因は「赤血球」にあります。

血液中の赤血球は、寿命が120日ほどしかありませんので、体内では常に新しい赤血球が作られ、入れ替わっています。

実は、その死んだ赤血球がどこから排出されるかというと、他でもないうんこなのです。

 

死んだ赤血球は肝臓で代謝され、小腸の始まりである十二指腸から胆汁に混じって分泌されます。

赤血球は死んでから姿を変えていきますが、最終的に変わったもののひとつがウロビリンという色素です。

この色素がうんこ色を生み出しているのです。

 

うんこは汚い茶色をしていますが、この色こそ、きちんと内臓が働いている証なのです。

ピンクやカラフルなうんこが出てきたら、間違いなく消化器や肝臓の病気か、頭がおかしい証拠なので病院か精神科に行きましょう。

ゴンテテ日記65

今日は「なぜ下痢は出るのか」ということについてお話ししたいと思います。

 

通勤・通学中など、トイレに行けない状況下で下痢が出そうな時は本当に焦りますね。

ぼくも中学生の頃、理科のテスト中に下痢が噴出しそうになって肝を冷やしたことがあります。

 

そもそもうんこはどうして出るのでしょうか。口から食べた食べ物が、胃で溶かされ、小腸へと送られ、さらに消化吸収されます。その後大腸で水分が一気に吸収されます。

その残りカスこそがうんこなのです。

 

では、下痢はどうして出るのでしょうか。

ポイントは大腸です。

何らかの原因によって水分が吸収されなかったり、水分がうまく吸収できずにそのまま出されたうんこの姿が下痢なのです。

わたしたちが親しんでいるうんこの姿になるのは本当に最後の段階であり、体内ではむしろ下痢の期間のほうが長いと言っていいでしょう。

 

下痢は、厄介者と見せかけて、実は我々に最も親しい存在だったのです。

 

主な原因としては以下のようなものがあります。

①暴飲暴食により水分の吸収が追いつかない

②毒素をはやく追い出そうとする

③水分を引き寄せ、含みやすい食物によって水分吸収が阻害される

④病原菌やウイルスの影響

⑤ストレスによる腸の活動の乱れ

下痢の原因は様々ですが、共通しているのは、私達の体が引き起こす防衛反応だということです。

下痢は、私達の体を守ってくれている証なのです。

 

 しかし考えてみてください。

 

下痢をすることで命は守れても、

下痢を漏らしたら社会では死ぬのです。

人間は悲しい生き物ですね。

 

 

 

 

 

 

ゴンテテ日記64

今日は「なぜコーンはそのままうんこに混じって出てくるのか」についてお話したいと思います。

夏の夜に丸かじりする塩茹でトウモロコシほど美味しいものはないですが、翌日に黄色いうんこが出てくるのは勘弁したいですね。

 

コーンがそのままうんことなって出てくる原因は「種皮」にあります。

トウモロコシの可食部は種子ですので、米と同じく、デンプンで構成された「胚乳」という部分がほとんどを占めています。つまり中身は炭水化物とタンパク質ですので、しっかりと消化吸収されます。一方、種皮はセルロースという不溶性食物繊維でできています。人間は体内でセルロースを消化することができないので、皮だけが消化されずに出てくるのです。

 

トウモロコシは消化が悪い…と思われがちですが、中身はしっかり消化吸収され、皮だけがうんこに混じりそのまま出てきているということですね。

セルロースをはじめとした不溶性食物繊維は、腸の活動を活発にし、うんこがブリブリ出ます。

カラフルなうんこが出るのは正直気持ち悪いですが、トウモロコシは食物繊維とエネルギー源の炭水化物を多く含んだ優秀な食べ物といえます。

食べ過ぎは逆に消化不良を起こすので気をつけたいですね。